楽しい夫婦生活を夢見て結婚したのに、蓋を開けてみたら夫は家でダラダラ。
共働きでも私が家事や育児をしなければいけなくて、離婚を考えるほどイライラしてしまう。
なぜ夫だけ何もしないで楽をして、私だけ辛い思いをしなければいけないのか……。
こんにちは、ゆうじです。
共働きで忙しいのに夫は家事・育児には一切協力してくれず、離婚を考えたことがある人も少なくないはず。
せめて高収入であれば専業主婦として家事育児に専念できるかもしれませんが、それでも限界で
イライラしてしまうときはあるし、そもそも共働きせざるをえず自分も仕事して忙しい日々。
今回はそんな夫が家事・育児をしてくれるようになるにはどうしたらいいか、
そもそもなぜ何もしないのか解説していきます。
記事を読むことで、何もしない夫を家事・育児に協力的な夫に生まれ変わらせることが出来ます。
夫が何もしないせいでイライラする・離婚を考えるのはどんな時?
家事・育児をしない夫のどんなところにイライラしてしまうのか。
3つのケースをご紹介します。
ですが夫に対してイライラしてしまうのは、単純に夫婦仲が悪いということも……。
そんな時にはこちらの記事を参考にしてみてください!
家事・育児を妻に任せてばかりで何もしない
自分は家事・育児で毎日せわしなく動いているのに、夫はソファに寝っ転がって
テレビを見たりゲームをしたり……。
しかし夫は昭和の夫婦よろしく
「自分は働いて家族を養っているんだから、家のことは妻の仕事」
という考えに囚われているのかもしれません。
そもそも夫は家事なんて簡単なものだと考えている可能性も。
さらに酷い場合には
- 使ったティッシュ・飲んだビールの空き缶はそのまま放置
- 食事が終わった後の食器は片付けずにテレビを見る
- 宅配便や出前が来ても受け取ってくれない
ということも。
家事以前に自分がやって当たり前のことを人に任せるのはいかがなものかと、もやもやしてしまいます。
自分のことばかりで家族を気遣えない
妊娠中で身体が思うように動かない時や体調が悪い時は、誰かに助けを求めたくなります。
そしてまずは一緒に暮らしている夫に頼ろうと考えるでしょう。
しかし夫は
「え?具合悪いの?んじゃ外でご飯食べてくる」
「そんなの大したことないじゃん。早く明日着るシャツにアイロンかけてよ。」
なんて言ってくることも……。
また子どもも含めて家族でお出かけとなった際、妻は2時間前から起きて家事と子どものお世話をするでしょう。
しかし夫は30分前に起きてきて自分の支度のみして、
「早くしてよ?なんでまだ準備終わってないの?」
なんて言ってくることも。
妻のことを一切気にせず、あくまで自分のことしか考えていない姿にガックリしてしまいます。
言わないと一切気が付いてくれない気が利かない人間なだけなのか、
本当に何も気が付いていないだけなのか……。
大したことをしてくれないのにやった感を出す・褒めてもらいたがる
「帰るまでが遠足です」なんて言ったりしますが、逆に遠足の準備も遠足といえるかもしれません。
そしてそれを家事に置き換えると……例えば料理で考えてみると、
- 何を作るのか考える
- 食材を買ってくる
- 料理を作る
- 食器に盛り付ける
- 食べた後の食器を洗う
- 食器をしまう
この一連の流れが”料理”と言えるでしょう。
そして「ちゃんと自分は家事をしたよ!褒めて褒めて!」という目線を向けられるのです。
妻としては、これっぽっちしかやっていないのに何を褒めればいいのか……。
またある時には、妻からしたらほとんど何もしていないのに、
「ゴミ捨てもしてるし子どもをお風呂に入れてる!十分協力してる!」
なんて言われてしまうことも。
そのゴミをまとめて新しいゴミ袋をセットしているのは誰なのか。
お風呂に入れるように掃除して、子どもの体を拭いて着替えをさせるのは誰なのか。
夫のお手伝い感覚にムカムカしてしまうでしょう。
普段から育児や家事をしたことが無いからなのかもしれませんが、ちょこちょこと良いとこどりだけして
いい気になっている様子を見てしまうと、思わずため息が漏れてしまうかもしれません。
共働きであろうと夫が何もしないのはなぜ?その理由を紹介
共働き・家族の介護などで妻だって忙しいのだから家事や育児を夫がしていいのに、なぜやってくれないのか。
その理由は以下の3つのどれかのケースが多いです。
家事・育児は女の仕事だと思っている
そもそも「夫は外で仕事をし、妻は家で家事・育児をする」という考え方が
いつ頃広まったか知っていますか?
実は高度経済成長の頃にこの考え方が広まったそうです。
夫の稼ぎだけで十分暮らしていくことが出来たので、妻が働かずに家事・育児に集中できたわけです。
しかし高度経済成長といえば昭和時代で、現在は令和時代。
夫だけの稼ぎで暮らしていくには厳しい時代になってしまいました。
なんか難しい話になったぞ・・・
こう思っている方も多いことでしょう。
まぁ簡単に言うと、時代が変わったのに古い価値観を持っている人がいるということですね。
未だに 「夫は外で仕事をし、妻は家で家事・育児をする」 考え方を支持する人がどうして多いのか。
それは自分たちの両親がそのような生き方をしており、その姿を見て育ってきたからでしょう。
時代が変わったということを自覚して欲しいものですが、幼い頃から刷り込まれていた価値観を
変えることは難しいこと。
妻がやって当たり前だと思っている
「夫は外で仕事をし、妻は家で家事・育児をする」という考え方を持っているのは
男性だけでなく女性も同じではないでしょうか。
あなたが無意識に「家事は自分がやるべきことだから」と進んで行うことで、夫は自分は何もしなくていいんだと考えるようになっていったのかもしれません。
あなたも会社で本来は誰がしてもいいはずの仕事を
- 会社で朝○○さんがいつも全員にコーヒーを淹れてくれるから朝は自分の仕事に集中できる
- ゴミ捨てはいつも○○さんがしてくれるからゴミを置いておこう
なんて考えるようになり、感謝の気持ちが減っていってはいませんか?
夫もそんな風に考え始めて次第に当たり前だと感じ、やらなくなっていった可能性があるかも。
家事のやり方をそもそも知らない
これは女性にも当てはまりますが、ずっと実家暮らしで親にすべて任せてきたという男性は
家事のやり方を知りません。
そもそも
- 排水溝のゴミをとる
- 冷蔵庫の中身を見て献立を考える
- シャンプーなどが空になった時に詰め替えをする
のような名前もなき家事の存在を知らない可能性も……。
もちろん1人暮らしを始めればその存在に気が付きますが、中には1人暮らしを始めても
親に家事をしに来てもらっているというツワモノもいます。
そうなれば家事のやり方が分からず、
- 皿洗いはスポンジに泡をつけて皿を撫で、水をさっとかけて終わり
- 洗濯物は適当に洗剤を入れ、洗い終わったらしわしわのままハンガーへ
- 食事は家計のことを考えず食材を買い、料理したら後片付けは放置
なんてことになるのです。
「いい年した大人が小学生でもできる家事すらできないのか!」
と怒りたくなってしまいますが、やり方が分からないだけ。
小学生に家事を教えるぐらいの心構えでいなければいけません。
何もしない夫を家事・育児に協力的にする方法
さて何もしない夫にどうやって家事・育児に協力的になってもらうか。
まずはあなたが小学校の先生や新卒新入社員の教育係になったつもりで、家事・育児を教える必要があります。
具体的に内容を伝える
一番大事なのは、何をどうすればいいのか具体的に伝えること。
あなたも仕事を始めたばかりの頃にただ「この書類コピーしといて」とだけ言われたら、
「白黒?カラー?」「何枚印刷したらいいの?」と悩んでしまいますよね。
ですが「この書類をモノクロで3部印刷しておいて。終わったら自分の所に持ってきて。」
と具体的に言われたら安心して作業できるでしょう。
それと同じで、初めは隣で丁寧に指示をしてあげると夫も分かってくれるはずです。
「ゴミ捨てをするときは家中のゴミ箱の中のゴミを回収してね。
ゴミ箱の場所はキッチンとリビングと……。ゴミをまとめたら、
新しいごみ袋をセットしてね。ゴミ袋のストックはこの棚にあるよ。」
ですがいきなり複雑なお願いをすると夫が混乱してしまう可能性があります。
- トイレットペーパーやティッシュが無くなったら新しいものをセットする
- ご飯を食べる前にテーブルを台拭きで拭く
- ルンバをかける前に椅子を上げておく
まずはこのような簡単な作業からお願いしてみましょう。
いきなり難しいお願いをされた場合やる気が出ずに投げ出してしまうかもしれませんが、簡単なところから
少しずつステップアップしていけば、夫のやる気がもっと出てさらに手伝ってくれるようになるかも。
家事・育児をしてくれたらがっつり褒める
誰だってどんな大したことでなくても褒められたら嬉しいですよね。
自分では何気なくやったことなのに「え?やってくれたの!助かるーありがとう。」なんて言われたら、
次はもっと頑張ろうという気になるはず。
伝えるときは思っているより2倍3倍にして伝えるとよりGOOD!
夫が「やってあげたから褒めて!」という態度を出すのは、その通り褒めてもらいたいからです。
「私はこのぐらい当たり前にやっているのにこれだけで褒めるなんてなんか嫌だな」と思ってしまうかもしれませんが、そのうち夫もありがたみに気が付き、感謝してくれるようになるかもしれません。
何気ないことでも当たり前だと思わず、互いに感謝していける環境を作ることが大切です。
あえて自分は何もせず放置
さて、これまでちょっとずつ家事を教えて感謝を伝えたらやる気を出してくれていた夫。
しかし次第に以前のような、ソファでだらだらする夫に戻ってきてしまうこともあります。
掃除機をかけずにいたら耐えきれなくなって、自分で掃除機をかけてくれるようになるかもしれません。
また夫の真似をして何もしないのも手。
- 夫が食後ずっとスマホをいじっていれば、自分も食後にスマホをいじってみる
- 帰宅後ソファで夫が寝て子どもをお風呂に入れてくれないのであれば、自分もソファで寝てみる
実際にあなたの気持ちを経験すれば、自分がしてしまったことを反省してくれるでしょう。
そして何をやっても改善しなかった夫の場合も、何もせずに放置されたら自分でやるしかなくなり、
その大変さに気が付いてくれるはずです。
夫が何もしないからイライラする!としてもやってはいけないNG対応
散々言ったのに何もしない夫に対して怒りが溜まってしまうことはしょうがないこと。
しかしだからといってやってはいけないことがあります。
これから紹介する3つのことに気を付けていきましょう。
せっかくやってくれても自分のやり方と違うと怒る
「自分のやり方」=「正しいやり方」という考え方になっていませんか?
同じカレーでも家庭によって味が変わるように、家事のやり方も家庭ごとに違ってくるのは自然なこと。
実はそのやり方が夫の実家では当たり前だった可能性もあります。
また全く家事ができない夫の場合、やり方を間違えてしまうこともあるでしょう。
ですが初めてのことを完璧にこなすなんて誰だって難しいことです。
あなたが家事をし始めた頃も簡単にうまくいかなかったはず。
それに手伝ってくれただけでも大きな第一歩。
そこで怒ってしまえば、せっかく出た夫のやる気が再び消えてしまうかもしれません。
愚痴や嫌味を本人に言う
妻:(あんなに散々言っているのに直る気配が無い!!!もう限界!!)
妻:「いい加減家事を手伝ってよ。
私は育児も仕事もしてい忙しいのに、あなたは家に帰ってからのんびりできて羨ましいね。」
夫:「俺だって家族を養うために仕事を頑張ってる。疲れて休むぐらいしたらダメなのか!」
何度もお願いしているのに何も変わらない夫に対し、鬱憤が溜まってついつい文句をチクチク言いたくなる
気持ちはとても分かります。
しかし、誰だって自分への嫌味や悪口を言われたら嫌な気持ちになってしまいますよね。
そんな嫌味を言われたら余計にやる気をなくす可能性も……。
育児・家事をしてくれる夫を作り上げるためにも、夫への鬱憤を本人に伝えることは
ひとまず止めておきましょう。
ただ我慢するのがあなたにとってもストレスになってしまうので、本人に直接伝える以外で発散してみませんか?
夫に見られない日記帳やSNSに書き込んだり、友人に愚痴って気持ちを落ち着かせましょう。
そうすれば夫にも冷静に接することが出来るかも知れません。
夫へのストレスが溜まってあまりにも辛いという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
夫の都合を一切考えずに家事を押し付ける
「普段夫だって私の都合を一切考えてくれない!」
とついつい家でボケっとしている夫に家事をさせたくなってしまうでしょう。
しかしボケっとしているように見えても、夫には大切な時間である可能性も。
夫が帰宅して疲れているときや、仕事のことを考えているときに言われてもそれどころではなく、
さらにやりたくない気持ちにさせてしまいます。
食事中に「食べ終わったらそのまま皿洗いもして欲しいな」
入浴前・中に「上がったら子どもの体も拭いて、着替えもしてくれると助かるんだけどいいかな」
テレビを見始めようとする前に「ちょっとお願いがあるんだけど、少しいい?」
というように、まずは夫の様子を見て1つずつ家事や育児をお願いしてみるといいでしょう。
今はまだあなたの様子を見て家事・育児をすることはできないかもしれませんが、
あなたが夫を気遣うようにしていれば、そのうち夫もあなたを見習って
「妻は疲れているみたいだし、代わりに皿洗いをやっておこう」
という考え方ができるようになるかもしれません。
共働きでも何もしないのはなぜ?離婚を考える程イライラする夫を変える方法まとめ
この記事では夫が何もしないのはなぜなのか、そして夫を変えるための方法を紹介しました。
共働きなのだから家事の負担も夫婦で分け合っていいはずなのになぜ手伝ってくれないのかと、
離婚を考えてしまう程悩んでいるかもしれません。
この記事の方法を実行してみて、それでも何もしないと言うのであれば離婚を考えてみてもいいかもしれません。
- 夫は昭和の考え方が常識だと思っているから何もしない可能性がある
- 家事・育児を教える際には子どもに教えるように、丁寧に優しく
- イライラしてもやる気を削ぐような発言はせず、しっかり褒める
男なんてそういうものだからしょうがないと諦めるべきだという意見も確かにあります。
しかし令和に入り共働きが当たり前になった今、男性は家事・育児をしなくてもいいという
考え方を持つことはお勧めできません。
これからの時代、家事を一切しない夫がいる家庭は「ちょっとおかしい家」と
判断される可能性も十分あるのです。
そうならないためにも夫を教育し、互いにイライラしない良い家庭を作ることを目指しましょう!
- 簡単なことからを任せてみる
- 少しでも手伝ってくれたら少し大げさに褒める・感謝する
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